さて、前回はノーコードローコードについて、MicrosoftのPowerAutomateを使ってメールをTeamsへ転送する仕組みをお見せしました。
今回は別の視点で、PowerAutomateの機能のひとつであるデスクトップフローについて解説します。
デスクトップ上で行う作業を自動化するフローです。
「Power Automate for Desktop」というアプリケーションをインストールして作成します。
どのようなことができるか、ひとつ例をあげて解説していきます。
①カスタムフォームを表示
画面上に書かれているとおりですが、選択した画像をCustomFormData、実行ボタンの結果をButtonPressedといった変数※に保存します。
(※変数とは値を入れておく入れ物のようなものです)
とっつきにくく感じるかもしれませんが、このような変数も自動で作成されるので、PowerAutomateにおまかせすれば大丈夫です。
②if
ButtonPressedがSubmit(実行ボタンが押された)であれば、if~Endで囲んだフローへ進みます。
ここでは次の③④を囲っていますので、そちらへ進みます。
プログラミング経験がなければ、なんじゃこりゃ…となってしまいそうですが、そこはPowerAutomateのほうでフォローしてくれます。
下図のような形で値や条件を選ぶことができるので、ポチポチしてみるとなんとなくコツが掴めてきます。
③フォルダーの選択ダイアログを表示
下図のようなダイアログを表示するパーツです。ここで画像の保存先のフォルダを選択します。
④PDFから画像を抽出
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